祖父と私

2004年12月23日
私はおばぁと二人暮らしだ。
おばぁはだらしないし太ってるし
尊敬する部分があまり見当たらない。
そんなおばぁに対して
私はひとつだけ見習いたいところがある。

それは
今でも祖父のことを愛していることだ

14年前の今日
私とママと祖父とおばぁは
1日早いクリスマスイヴパーティーをすることにした。

昼頃、祖父は
「ちょっと散歩に行って来る」
と、カメラを持って出掛けていった。

でもその日
祖父は夜になっても家に戻ってくることはなかった

そして24日
祖父は遺体で発見された
写真を撮ろうとして
橋から身を乗り出しての転落だった

祖父は本当に綺麗な写真を撮った
私も祖父に負けじと写真を撮った
私は自他共認める、祖父っ子だった。

私はそれから数年
写真を撮る事がとても嫌いになってしまった

しかし去年
祖父の13回忌で住職に
「大きくなったね。
おじぃちゃんが見守っててくれてるからだね」
と声をかけられてハッとした。

祖父はいつでも私の近くにいる
あなたのおかげで今日も
幸せに生きていられます

今日はそんな祖父の命日

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索