目と目を合わせられない僕を見て
とてもいやらしい たくらみを育て歓ぶ
しなやかに駆け生きる動物のように 罪など知らない
そばにいるだけで 見る見る力抜けてゆく
あなたのくちびるなら 骨までとろけてもいい
火が出るほど狂うほどに 肌と肌すりあわせて夢の中
嗅いだことのない香り 聞いたことのないウィスパー
触られたら僕は すべてを投げだしてしまう
あなたのくちびるで この身ほろぼしてもいい
だれかに涙見せている あなたを想いうかべひとり遊ぶ
教えて 何がその心を動かすの
そわそわしてるうちに 知らず知らず 大事なとこ握られてる
僕のインチキやイカサマも ひとつ残らずあばいて
愚かなウソのアリ地獄から そっと手をとり連れだしてくれ
あなたのくちびるで綺麗に生まれかわらせて
すべてを写す その鏡で僕のハダカを今宵のぞかせてくれ
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