自転車の思い出

2011年11月20日 日常
中3の頃、よく自転車がパンクしていた。
いや、『パンクさせられていた』が正しい表現か。


修理して登校してパンクさせられて。

同じことのグルグルグルグルグルコサミン♪



生徒会やったりして目立っていたのが悪かったのか
それとも成績も運動神経も良かったのが悪かったのか
先生ウケが良かったのが悪かったのか
不細工なのにちょっとモテていたのが悪かったのか
(厭味か。)


隣りのクラスの女子らにとにかく嫌われていた。
こっちは低脳なんて眼中にないので別に嫌われる分には構わなかったが
やはりパンクとなると金銭的にも問題になってくるわけで。

親にも隠し通せるもんでもないし
田舎だから自転車がないと学校にも行ける距離じゃなかった。



中学校の近くにあるサイクルショップへ修理に出して
徒歩40分歩いて家に帰る。

「自転車なおりましたよ」と電話が入り、喜んで取りに行って登校。
帰りに駐輪場を見たら、またパンクしている。


画鋲が5個刺さったままの私の自転車。


押してサイクルショップへ行くと
いよいよ、ショップのおじさんが同情してくれた。
「いじめにでも遭ってるの?」と心配される。

「ま、もう3学期ですし
 高校行ったらこんな低俗なことする偏差値悪い人間いないんで、別にいいんです」

おじさんは涙目になりながら
「学校行くとき、ここに自転車置いてきな。
 今回の修理代は要らないから」と言った。


それから2ヶ月、サイクルショップまで行って
自転車を置いてから、歩いて学校へ行く生活をした。



養父が出張でいないとき(自営だったのでほとんど家にいた)
母親とビール片手に焼肉食べながら相談したら
「そんなバカ、放っておきなさい」と笑っていた。


その後、隣りのクラスの女子らから派生して
私はクラスのギャル集団にも無視されてしまう。

幸い、全て彼女たちに勝っていたので
卑屈になることもなく中学を卒業出来た。



相談した母親がモンスターペアレンツじゃなくて良かった。
未だに感謝している。

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